「孫子」には何が書いてあるの?(1) 著者・孫武は「平和主義者」だった
「孫子の兵法書」という言葉、三国志でもよく見かけます。どうやら曹操や諸葛亮が愛読した、戦争のノウハウ書らしいのですが……その具体的内容については、あまり知られていません。せっかく三国志が好きなのだから、武将たちが愛読した「孫子」の内容を、簡単に見ていきましょう。
三国志演義は小説らしく独特の脚色が付けられていますが、その中でも演義にしか登場しない人物も複数います。正史に登場しないだけに模写は少ないですが、どのような人物が小説を彩っていたのでしょうか。
三国志と言ったら激しいバトルや貧しい生活常に生死と向き合っている過酷な時代背景というイメージがある。しかしその中にも「え~?!」とつぶやいてしまうシーンもある。ここでは吉川英治の三国志を基にそんなエピソードをまとめてみました。
三国志の登場人物の中でも一二を誇る人気武将の趙雲ですが、実は数々の謎があります。なぜ趙雲は蜀の中でも重用されていないのか、その実像に迫ります。
三国志には歴史書として書かれた正史三国志と、後の世に大衆受けを重視して創作された三国志演義の二種類があるのですが、実際にはこの二つはまったくの別物といっても良いほどに、見比べてみると、実はビックリするような違いがいくつもあります。今回はそんな意外な違いをご紹介します。
曹操とは何者だったのか(青年編 2) 侵入! 撲殺! 権力者をも恐れぬ度胸!
ヤンチャな少年時代を送った曹操も、20歳を過ぎて役人になります。しかし官職についても、個性的なところは相変わらずだったのです。権力者を恐れぬ曹操の気骨を、ご紹介します。
曹操とは何者だったのか(青年編 1) 曹操の血筋・家柄・肉親は?
劉備と並ぶ三国志の主役である曹操。これまで散々語りつくされた存在ではあるのですが、その反面、彼に関するエピソードは虚実が入り混じっているのが現実です。小説や漫画などの創作物による「虚像」をあばき、曹操の「実像」を見ていきたいと思うのです。
中国古代の医学書、正史三国志、後漢書などの歴史書には、華佗の輝かしい医療実績が収録されています。映画やドラマでは決して知ることのない華佗の手術シーンをご堪能ください。
華佗の手術の様子、治療の方法については陳寿の書いた正史三国志の華佗伝にも書かれています。
名医として名高い華佗は、三国演義でもたびたび登場して関羽をはじめ、孫策、周泰、曹操など主役級の武将の治療や手術を行っています。
三国志の三国とは魏・呉・蜀の三国が県立した三国時代(222年―263年)のことを指しますが、多くの群雄が活躍した三国志の広義の時代となると、後漢末の黄巾の乱の勃発(184年~)からをいいます。その前半部分ともいえる黄巾の乱から董卓の台頭までをみていきましょう。
三国志のお笑いネタとして、前回も下らないエピソードをご紹介しました。爆笑とまではいきませんが、クスっと笑えるネタを今回もお届けします。
魏・呉・蜀がそれぞれ滅亡してから約1000年後。「三国志」の娯楽化が進むことで、まさかの三国志を題材にした漫談や喜劇が生まれました。本記事では、三国志をテーマにしたお笑いネタをご紹介します。
三国志の有名武将の活躍している文献は多くありますが、彼らの子供はどのような人生だったのか、有名武将の跡取りが無念にも繁栄しなかった例を取り上げてみます。
三国志・赤壁の戦いの一番の功績は諸葛亮のものか、周瑜のものなのか
三国志に登場する戦いで最も有名な「赤壁の戦い」は実は史実と脚色で構成され伝わっています。三国志ファンであれば誰もが注目するこの戦いにスポットを当ててみました。
三国志を書いた陳寿は、実のところあまり評判が良い人物ではありません。それは後生の時代でも、そして陳寿が生きていた時代でも同じだったようです。いったい陳寿はなぜ「炎上」してしまったのでしょうか。
周瑜と最愛の妻小喬の出逢いに関するエピソードはいくつか存在し、三国志演義、京劇、講談、寓話の内容はそれぞれ異なっています。そのうちのひとつをストーリー仕立てでご紹介しましょう。
三国志には上司にしたいと思う優れた武将もいれば、上司にしたくないという武将も多数存在します。「こんな一面を持っているから上司にしたくない」、「人間的に無理」そういった観点からノミネートさせていただきました。軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。
三国志では人物や戦いに注目がいきがちですが、面白い言葉、故事成語も多数生まれました。国語の授業で習った故事成語は退屈だったかもしれませんが、ストーリーを覚えるとなかなか面白く、頭から離れません。是非息抜きがてら覚えてみてはいかがでしょうか。
三国志の中では、【男が惚れる男】というのが定着化しています。しかし、そのような男性は女性でも惚れる要素が間違いないといった人物でもあります。義理堅く、主君や国の為に殉じた武将や家族を守るために戦った武将、己の野望を満たすだけに剣をふるった豪傑など、武将ごとに人を惹きつけるドラマがあります。