三国志 キングダム どっち が先
■ 三国志 キングダム どっち が先
三国志 キングダム どっち が先
キングダムは、後に始皇帝となる嬴政を取り巻く秦国誕生の物語です。秦の始皇帝と三国志は、中国の歴史の中の異なる時代に位置しています。
秦の始皇帝(秦始皇)は、紀元前3世紀、紀元前221年に中国を統一し、中国の初めての皇帝として即位しました。彼は、秦という国を中心に中国を統一し、多くの制度や法律、インフラ(例えば万里の長城の一部)を整備しました。彼の治世は、中国の歴史において「秦の時代」として知られています。秦の時代は、約15年しか続かず、秦始皇の死後、その強権的な統治と重税などによる反乱が多発し、秦は滅亡しました。
三国志は、紀元後2世紀末から3世紀にかけての時期の出来事を描いています。具体的には、後漢の末期から三国時代(魏・蜀・呉の三つの国が中心となる時代)を中心にした時期です。関羽や曹操、劉備など、多くの有名な武将や策士がこの時代に登場します。
要するに、秦の始皇帝の時代は三国志よりもずっと前の時代にあたります。
ということで、時代は違いますが、キングダム時代と三国志の時代の豪傑の架空対決をしてみたいと思います。
孔明(こうめい)VS李牧(りぼく)
■ 孔明(こうめい)VS李牧(りぼく)
孔明(こうめい)VS李牧(りぼく)
三国志一の天才軍師と言えばやはり諸葛亮孔明でしょう。多岐にわたる戦術で相手を翻弄し、劉備(玄徳)率いる蜀(しょく)支え大国である魏(ぎ)と激しい攻防を行いました。一方キングダムの李牧は他国と連携を図り5か国で1か国に攻め込んだり、相手を出し抜いてあっさり猛将の首を取ったりなどという猛々しい軍師と言えるでしょう。キングダムの中では自信家ですが求心力も強く、部下も彼にしっかりついていきます。
二人が勝負したら智略に次ぐ智略を駆使し、互角の戦いを展開してくれるのではないかと思っています。
孔明の方が上かなという印象はありますが同じ時代という時間的な優劣が無い場合二人の勝負は互角ではないかと思います。
呂布(りょふ)VS龐煖(ほうけん)
■ 呂布(りょふ)VS龐煖(ほうけん)
呂布(りょふ)VS龐煖(ほうけん)
三国志最強との呼び声高い武将呂布。裏切りに次ぐ裏切りを重ね、扱いづらい武将というイメージがありますが、そんな印象すら消してしまうほどの強さを持っていました。
一方龐煖は、というと「我武神龐煖也」と自らを武神と言ってしまうほど武に対しての絶対の自信がありまさにキングダム最強の武将と言ってもいいでしょう。
呂布は関羽・張飛・劉備(玄徳)の三人がかりでも倒せなかった最強武将で、一対一で戦わせたら誰も彼に勝てませんでした。それに対して龐煖は敵将に追いつめられる場面もありました。
二人がバトルした時呂布が勝つのではないかと思っています。
関羽(かんう)VS王騎(おうき)
■ 関羽(かんう)VS王騎(おうき)
関羽(かんう)VS王騎(おうき)
劉備と義兄弟の契りを結び一人で万もの兵の強さがあったとされる豪将関羽。長身で敵将を次々と撃破すると言った三国志トップクラスの強さを誇っていました。蜀の崩壊は関羽がいなくなってからと言っても過言ではないほど三国志では超重要人物だったと言えるでしょう。
一方王騎は中華全土に名を轟かせた秦の六大将軍最後の生き残り。主人公、信の師匠的存在で武神龐煖(ほうけん)をあと一歩という所まで追いつめた猛将です。戦の際先頭で隊を率いた時の王騎軍は最強の部隊と化し1人が10人を倒すことを義務付けられるほどでした。
隊としたら王騎が勝つと思いますが一対一だと関羽だと思うので、関羽の勝に一票入れます。
張飛(ちょうひ)VS廉頗(れんぱ)
■ 張飛(ちょうひ)VS廉頗(れんぱ)
張飛(ちょうひ)VS廉頗(れんぱ)
張飛は劉備(玄徳)、関羽と兄弟の契りを結んだ蜀の将軍です。関羽と同じく1人で1万人の軍と同じ力があると言われているほどの力を持っていました。しかもある戦いで、たった20人で曹操の軍勢数万人に対しビビらせたというエピソードがあります。
一方廉頗は趙(ちょう)の三大天と言われ戦国時代に秦の六代将軍としのぎを削り、趙を秦の攻撃から守りました。しかし最終的には趙事態を敵に回してしまい亡命することになります。
二人とも国や部下に裏切られるという運命になってしまうという悲劇に陥ってしまうという共通点があります。
力的に強いのは張飛でしょう。しかし廉頗の方が、知恵があり勝つのは廉頗ではないでしょうか。
董卓(とうたく)VS桓騎(かんき)
■ 董卓(とうたく)VS桓騎(かんき)
董卓(とうたく)VS桓騎(かんき)
董卓はとにかくやりたい放題という政治をし、敵を作りまくりました。三国志史上最悪の武将の一人として名を馳せた董卓に対して、反董卓連合ができたくらいです。三国志最強との呼び声高い呂布を味方につけ反董卓連合と互角に渡り歩きました。
一方桓騎は捉えた敵兵の目玉をくりぬき相手に送り付け戦意を喪失させたり、村をまるまる焼いて敵将をおびき寄せたりなど主人公、信(しん)と同じ国にいながら悪名の限りを尽くすという将軍ですが、智略に優れ相手の弱みに付け込むのにたけています。
二人とも最も敵に回したくない武将という共通点はありますがやはり格上なのは董卓でしょう。
この最悪武将対決は董卓の勝ちで決まりです。
曹操(そうそう)VS呂不韋(りょふい)
■ 曹操(そうそう)VS呂不韋(りょふい)
曹操(そうそう)VS呂不韋(りょふい)
曹操は魏を盛り立てて最終的には三国志では蜀、呉と戦い続けました。曹操は実は勝つことも多かったですが、負けることも多く、曹操事態の強さと言ったらさほどなかったでしょう。しかし、求心力はあり、周りにものすごい将軍が次から次へと集まってきます。曹操の凄さはそういったところでしょう。
一方呂不韋は悪知恵を働かせて秦の国王である政と国の取り合い合戦をする相国(副総理みたいなものだと思ってください)です。商人である呂不韋はお金を駆使して自分の周りにマストを立て続ける才能を持っていました。しかし最終的には政との争いに敗れてしまいます。
この勝負は最後まで味方が付いてきた曹操の勝ちでしょう。
貂蝉(ちょうせん)VS紫夏(しか)
■ 貂蝉(ちょうせん)VS紫夏(しか)
貂蝉(ちょうせん)VS紫夏(しか)
三国志前半(三国が成立される前の話ですが)の山場の一つに董卓の台頭と死亡があります。その董卓は呂布に討たれたわけですが、その原因となったのが貂蝉です。王允(おういん)と貂蝉の仕掛けたハニートラップが見事に成功。それにより三国志の歴史が大きく変わりました。
一方紫夏は後に秦の王様となる政に道を示した女性です。キングダムでは人格が崩壊している政を助けます。紫夏は政を助けた際に殺されてしまいますが、政に大きな影響を及ぼしたことは間違いありません。
いずれも直接的に時代を動かした女性ではありませんが規模で言うとやはり紫夏の方が、功績が凄いと言えるでしょう。
劉備(玄徳)VS政(せい)
■ 劉備(玄徳)VS政(せい)
劉備(玄徳)VS政(せい)
劉備(玄徳)は三国志で蜀の王となった人物で周りには孔明、張飛、関羽と言った名だたる軍師、武将がいました。自身では文武の才がなくとも人徳という最強の武器で蜀を盛り立て、小さい国から大国にも負けない国を作り上げました。
一方キングダムで政は圧倒的不利な状況から王になったり、王になった後も国内外の戦いに呑まれたりしてしまいます。それでも彼の人望により周りの者を奮い立たせ、強敵を次々と追い払うことに成功します。
劉備(玄徳)も確かに凄いですが、やはり中国の長い歴史で一番の英雄かもしれない政に軍配が上がるでしょう。
まとめ
■ まとめ
まとめ
如何でしたでしょうか?あくまでも私の個人的意見なので賛否両論あるかもしれません。
このように時代を変えた架空バトルを構想することで三国志がより身近なものに感じられるのではないでしょうか。今回は三国志VSキングダムでやりましたが、機会があれば日本の武将などとも架空バトルをやっていきたいと思います。
今回は4勝3敗1分けで三国志の勝ちとなりました。
私は三国志もキングダムも大好きなので考えているだけで楽しかったです。皆さんも楽しんでいただけたら幸いです。