1 諸葛亮孔明 優れすぎる人物にも欠点が
■ 1 諸葛亮孔明 優れすぎる人物にも欠点が
1 諸葛亮孔明 優れすぎる人物にも欠点が
諸葛亮孔明と言ったら三国志1の傑物との呼び声が高く、頭脳、人柄共に優れているとされています。まさに穴がないような人物に見えますが私は孔明を上司にしたら大変だと思っています。
なぜなら細かすぎる性格だからです。何事も自分でやろうとし、必ず経理などにも口出ししてくることでしょう。「先月の出張費いくらだった?なんでタクシー使ったの?元取れるの?」そんな細かい指摘が飛んでくることでしょう。
彼の発明や機転により会社が潤いボーナスがたくさん出たというケースは増えるかもしれませんが、その反面働きづらい環境を作られることが予想されます。働くのが窮屈になり「会社やめたいな」と思ってしまう可能性は大です。現に諸説様々ですが、「孔明の死因は過労ではないか」と言うほどです。
「自分の体力を考えてしっかり休めよ」なんて言った日にはどうなるか分かりません。
2 張飛 100%パワハラを受ける
■ 2 張飛 100%パワハラを受ける
2 張飛 100%パワハラを受ける
張飛は劉備(玄徳)、関羽と義兄弟の契りを結び、蜀を支えた豪将です。彼の力に劉備は何度も助けられたことでしょう。しかし彼は強いといった長所を持つ反面部下に対しては厳しかったと言う評価をされています。
酒を断った部下に対して百叩きの刑を実行したり、自ら酒に溺れて大失態したりしています。無茶難題を部下に突きつけそれに対し「無理だ」と言うととにかくボコボコにされてしまいます。
自分が優秀な営業部長であるが故に成績の悪い部下の気持ちは全くわからない。そんな上司なのではないでしょうか。結局彼は自分の部下の手によって殺されてしまうわけですが、現実社会でも部下によって陥れられるということは存在するでしょう。
3 董卓 とにかく乱暴者董卓
■ 3 董卓 とにかく乱暴者董卓
3 董卓 とにかく乱暴者董卓
三国志1の悪との呼び声高い董卓はやりたい放題していた為周りから敵を作る事に関して天才と言ってもいいでしょう。いくら優れた武将、呂布を傍に置いていたとしても反董卓連合を結成され、都を移動せざるをえなかったほど敵を増やしてしまいました。
直接的に董卓連合に敗れた訳ではないのですが、戦国時代に置いて自国が強いこと同様に、敵が少ないことというのも重要なことでした。もし董卓が上司になったらやりたい放題やられて最悪な状況が出来上がっているなんていうことにもなり兼ねません。
もしかしたら逆に気に入られたらいい思いもできるかもしれません。しかしそうなるにはイエスマンとなり業者や部下をゴミ同然に扱わなければいけないでしょうね。
4 袁術(えんじゅつ)史上最低のボンボン
■ 4 袁術(えんじゅつ)史上最低のボンボン
4 袁術(えんじゅつ)史上最低のボンボン
もしかしたら三国志ファンの中でも一番人気がないのが袁術かもしれません。董卓は悪名を轟かせましたがそれなりにカリスマ性も兼ね揃えていました。
しかし袁術は親の七光り(袁はかなりの名家で普通にやっていたら間違いなく天下を統一できたでしょう)で君主となっただけです。周りからも疎まれていましたし、典型的な坊ちゃん体質でピンチになったら兄である袁紹に助けを求めるといったクズ人間という評価が高いです。
武にも優れておらず全くいいところなしといった感じで、三国志のゲームをやるにしても能力値が低い為使い道にも困ります。上司(特に経営者)にしたら親や親戚の資産を当てにし、赤字続きの経営をし、最終的には巨額の負債を背負ってしまう。そんな一途を辿ってしまうのが見えてしまいます。
5 司馬衷(しばちゅう) 恐妻に操られたダメ君主
■ 5 司馬衷(しばちゅう) 恐妻に操られたダメ君主
5 司馬衷(しばちゅう) 恐妻に操られたダメ君主
司馬衷も袁術に勝るとも劣らない(勝る方がいいのか劣る方がいいのかこんがらがりますが)ボンクラでした。「穀物がないのであれば肉粥を食べればいいではないか」と言う名言中の名言を残しています。(ちなみにですがこの話を聞くとマリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べれば〜」は全くの冤罪という説が有力です)さて話を戻しましょう。
司馬衷はなんと2代目にして司馬炎が統一した晋を終わらせてしまいました。その原因は何と言っても妻である賈南風です。実際晋王朝の実験を握ったのは賈南風でいきなり外戚を中心とする勢力争い「八王の乱」が起こってしまったのです。司馬衷を上司(経営者)にしたら経費を使って奥さんにプレゼントしまくる。そんな経営者になりそうですね。
6 袁紹(えんしょう) 才能の無いいいとこの坊ちゃん
■ 6 袁紹(えんしょう) 才能の無いいいとこの坊ちゃん
6 袁紹(えんしょう) 才能の無いいいとこの坊ちゃん
袁紹と言ったら反董卓連合のトップとして指揮した人物ですが、リーダーシップを発揮することができず連合を空中分解させてしまった人物です。その時は辛くも王允・貂蝉の策が見事にはまり結果的に董卓が討たれるという結果に終わりましたが、袁紹の手柄は0です。
さらに兼ねてから仲の悪かった曹操と激突。官渡の戦いでは70万対7万という圧倒的な有利な状況だったにも関わらず、舐めてかかってジャイアントキリングを起こされました。こんな袁紹を上司にしたら「大丈夫、先方はうちの商品しか買わないから」なんて言って胡座をかいてプレゼンの用意をしないで、他者に顧客を取られてしまうなんてことになってしまいますね。
袁術に同様いいところの生まれという環境が危機感を排除させてしまっているのでしょう。
7 黄蓋(こうがい) そこまでやるかというくらいの徹底ぶり
■ 7 黄蓋(こうがい) そこまでやるかというくらいの徹底ぶり
7 黄蓋(こうがい) そこまでやるかというくらいの徹底ぶり
黄蓋は赤壁の戦いで名を轟かせた呉の武将です。彼は苦肉の刑(周瑜に自分を半殺しにさせ、魏に寝返るふりをする)を用い曹操を欺きました。
曹操も「ここまで徹底的にボコボコにするのであるのだから演技ではない」と思うのですが、まんまと引っかかったわけです。それにより魏の水軍をまんまと火攻めで崩壊させました(レッドグリフでは孔明が逆風を吹かせ火が回った設定ですが、黄蓋が放火した説が有力です)
一見英雄のようにも見えますが、部下に同じことを強要しそうで怖いです。もしそんな上司なら「いえ、自分は結構です」なんて言って文字通り首にされることでしょうね。
8 甘寧(かんねい) 賊の頭はやることがひどい
■ 8 甘寧(かんねい) 賊の頭はやることがひどい
8 甘寧(かんねい) 賊の頭はやることがひどい
レッドクリフで中村獅童が演じた甘興のモデルとなっているのは恐らくこの甘寧のことです。レッドクリフではカッコよく描かれていますが、甘寧と言ったら結構ビビられていた存在です。
今風に言えばヤクザの親分、キングダムで言ったら桓騎と言ったところでしょう。鈴を常につけていたので甘寧一味が歩くとすぐに分かったとされています。しかも地方の長官に派手に接待させ、断ったら部下を使って財産を盗ませたほどです。誠実派が多い呉の中で最上級の悪だったことでしょう。
もし甘寧を上司にしたらノルマが達成しなかったら違法手段を使ってでも達成させろと言ってくるでしょう。とにかくヤバさにおいてはNo1の武将かもしれませんね。
まとめ
■ まとめ
まとめ
三国志には魅力的な武将が多く「上司にしたい」と言う人物はうようよいます。
しかしその反面上司にしたくない武将も山のようにいます。皆さんはどの武将が嫌だったでしょうか。