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赤壁の戦い後は曹操軍、呉軍、劉備軍の「三つ巴」様相が鮮明になって行きます。南郡においては呉軍と劉備軍が衝突。劉備軍はさらに荊州南部へ侵攻、そして合肥方面では孫権(仲謀)率いる呉軍が曹操軍の守る合肥城を攻撃します。
「泣く子もだまる」最強の武将 張遼(10) 張遼の宿敵・彼はどんな男だったか?
張遼は合肥(がっぴ)の戦いで、攻め寄せてきた孫権軍を見事返り討ちにしました。手痛い敗戦を喰らった孫権。張遼の宿敵だった彼は、どんな人物だったのか…ちょっと寄り道して見ていきましょう。
三国志を学んでみたいけど登場人物が多いし似たような名前が多くて頭に入らない。そういう人に少しでも三国志に触れてもらいたいという意味合いを込めて魏の将軍を野球チームに置き換えてみました。魏は大国で層が厚いため資金力に富んだチームだと思って読んでください。
トホホな大将軍・何進の、輝ける日々!―――何進を再考する(2)
三国志の冒頭でキーパーソンとなる武将、何進(かしん)。美人の妹のおかげで大将軍に出世するも、政敵のワナにはまり、あっけなく生涯を終えました。しかし! そんな彼にも「大将軍」としての輝ける日々があったのです。暗殺の危機をかわし、ライバルを倒し、権力を安定させる怒涛の活躍! 何進の意外な有能ぶりを見ていきましょう。
三国志において、孫呉三代といえば、孫堅・孫策・孫権を指しますが、強大な魏に対抗できる国としての基礎を作り上げたのが孫策(伯符)といわれています。少数勢力から独立して天下に名を轟かせた孫策は、どのようにして江東を制圧していったのでしょうか。演義では小覇王といわれた孫策の江東平定をみていきましょう。
有力な武将は前科者ばかり?実は犯罪者だった武将たち Part2
前回の「あいつも前科者なの!? Part1」に引き続き、前科のある三国志の登場人物について、罪状や経緯などを掲載します。
三国志の時代には学問を教えたり、思想を語り合うなどして、門下生を取っている人材もいました。人物鑑定家として名を残している司馬徽もその一人です。司馬徽はホウ統の才能を見抜き、徐庶や韓嵩、向朗、尹黙ら諸国で貢献した政治家を門下生として扱っています。そんな司馬徽やその門下生の活躍を見ていきましょう。
人物鑑定家として名を知られた許靖。実は反董卓連合の結成に絡んでいます。許靖のその知られざる数奇な運命をご紹介いたします。
対呉戦線の重要拠点・合肥(がっぴ)の守備を任された、張遼・楽進・李典。曹操は日ごろから仲の悪い3人をあえて組ませて、孫権との戦いに当たらせました。不仲な武将たちが、孫権の大軍をどう迎え撃つのか……じっくり見ていきましょう。
215年、曹操(孟徳)は張魯(公祺)が治める漢中の平定に成功しました。劉備(玄徳)の統治が始まったばかりの蜀にとっては大いなる脅威となりました。曹操軍の実力も去ることながら、劉備(玄徳)が統治して日の浅い蜀は人的結束力にまだまだ不安があったからです。漢中平定に成功し日の出の勢いの曹操軍。蜀に攻め込んで来るのは明白。ついに、諸葛亮(孔明)が「切り札」を投入します。
太古、仏教の伝来とともに中国から日本に伝来したものの中には、かの曹操が奨励したスポーツや関羽が好んで遊んでいたボードゲームなどもあります。
呉の孫権の攻撃に備え、重要拠点である合肥(がっぴ)の守備を命じられた張遼。しかし、ともに任務に当たる同僚たちとは、人間関係がうまくいきませんでした。はたして彼らは無事に孫権の攻撃に対処し、任務を果たせるのでしょうか?
呂蒙の最大の見せ場となるのが、荊州攻略で関羽を撃破したことです。どの諸将でも成し遂げられなかった関羽を処罰することができたのも、呂蒙の軍略が冴えていたことに違いありません。呂蒙の荊州奪回を見ていきましょう。
可笑しくも物悲しい結末・片山まさゆき『SWEET三国志』3/3
片山まさゆきの三国志ギャグ漫画『SWEET三国志』のご紹介、3部構成のその3、完結篇です。現状の入手方法についてなども説明していきます。
赤壁の戦い後 荊州南部侵攻は初めて劉備軍優勢で実行される計画
赤壁の戦い後、荊州城、襄陽城、南城を取り荊州北部を制圧した劉備(玄徳)。呉国との紛争を抱えながらも荊州南部侵攻に乗り出します。荊州全土を押さえ、天下三分の計の足掛かりとする諸葛亮(孔明)の大計を実現するための行動の始まりです。
前回までは、諸葛3兄弟が散り散りになり、諸葛瑾が呉へ諸葛亮と諸葛均は荊州へ流れたところまでを書きました。さて、後半はいかに…!?
礼を尽くして、才能ある人材を招くことは、成功への近道です。 招くには、例え、自分が目上であっても目下である相手を手厚く迎え優遇することが重要です。三国志三顧の礼の内容を見て行きましょう。
中国の三国時代や日本の戦国時代の武将は戦で負けたら自害をするというようなイメージがつきものです。しかし、彼らも投降したり、敵国の君主の僕となったりもしていました。今回は「もしも勝ったら部下になってくれそうな武将たち」をピックアップしてみました。
「孫子」には何が書いてあるの?(1) 著者・孫武は「平和主義者」だった
「孫子の兵法書」という言葉、三国志でもよく見かけます。どうやら曹操や諸葛亮が愛読した、戦争のノウハウ書らしいのですが……その具体的内容については、あまり知られていません。せっかく三国志が好きなのだから、武将たちが愛読した「孫子」の内容を、簡単に見ていきましょう。
三国志の登場人物では、曹一族、夏侯一族の他、諸葛一族、司馬一族、馬一族など、元々高い地位にあって、そのまま活躍した人物がたくさんいます。ですが、劉備(玄徳)・関羽・張飛のようにどこの馬の骨からか出世した人物も多くいます。 それらの人物の内、「えっ?この人が」という人物を挙げてみます。