三国志では各地で戦争が起きそのたびに何万もの人間が命を落としています。しかし不思議なことに「合戦中の死亡」に対してはさほど残虐性が感じられないのに、一度合戦を離れての「殺害」というと妙にホラーじみた感じになってしまいます。今回は三国志の時代に起きたホラー要素満載の殺人事件について紹介します。
三国志・曹操の江東侵略を諫めた孫家の救世主・張紘とはどんな人物?
「江東の二張」として有名な呉の張紘。三国志正史の「呉書」にも伝があるほどですが、何をしたのかはよく知られていません。今回は多くの英雄から招聘された張紘をご紹介いたします。
三国志の主役といえば魏の基礎を作った曹操(ソウソウ 155年―220年)です。その曹操の挙兵時から従い、多くの戦いに参戦して貢献してきた一人が曹洪(ソウコウ 生年不明―232年)です。曹洪は出世して長生きし、曹氏3代に仕えていきます。一時は権力を剥奪されて処罰されかかったという曹洪とはどのような人物だったのでしょうか。
三国志には多くの氏があります。特に権力を有していたり、名門の家柄だったりすると、宗家や分家でも相当数の人物がいます。中でも劉氏や孫氏、曹氏、司馬氏といった皇帝の系列は多く存在しています。そこで、長らく魏に仕えていた武将の夏候氏について、ここでご紹介していきます。
三国志・魏の于禁(うきん)は関羽と同様に降伏したが、評価は真逆?
三国志 魏の五大将軍の一人である于禁(うきん)は、曹操配下の中でも非常に優れた名将でした。数々の武功をあげています。しかし、関羽との戦いに敗れて大きくその評価を下げることになってしまいました。今回はそんな于禁の素顔に迫ります。
三国志の英雄といえる劉備(玄徳)(リュウビ 161年―223年)ですが、彼の最後の戦いとなるのが呉と戦った夷陵の戦いです。劉備はこの戦いで大敗を喫し、蜀の戦力を衰退させる要因を作ってしまいます。なぜ夷陵の戦いが起こり、劉備(玄徳)は敗北したのか。赤壁の戦いと並んで劉備の運命を決定づけた夷陵の戦いをご紹介していきます。
曹操とは何者だったのか(青年編 4) 何進も董卓も、俺の相手ではない
霊帝の死後、政局は一気に動き出します。何進、董卓といった権力者たちの動向は、曹操の進路にも大きな影響をあたえましたが、曹操は彼らの政治が上手くいかないことを、前もって見抜いていたのです。
曹操とは何者だったのか(青年編 3) 正義漢・曹操……こんな人だっけ?
若手政治家として、本格的に政界進出を果たした曹操は、皇帝に直接意見を述べる機会にも恵まれます。また地方の長官となってからも、世の中をよくすべく尽力しています。あるいはこの人……「漢の忠臣」なんじゃないかと思わされるほどです。
蜀の五虎大将の一人である馬超。煌びやかなその容姿から「錦馬超」とも呼ばれています。武勇、容姿ともに三国志最強の武将である呂布と共通点がありそうです。今回は馬超の謎についても触れていきます。
三国志中でも最も有名な武将である関羽は現代でも神として祀られています。関羽の活躍と共になぜ神になったのか、その子孫はどうなったかに迫ります。
三国志の登場人物で、一大勢力を誇ったのが河北の英雄【袁紹】です。一時は曹操や劉備(玄徳)、孫権ら三国を形成していく諸将を差し置いて天下統一に一番近い人物といえました。数々の書物では曹操の引き立て役に甘んじている袁紹とはどのような人物だったのでしょうか。
蜀の五虎大将の一人に数えられる三国志 黄忠。老将だったこと以外はあまり知られていません。なぜ老将で新参者の黄忠が五虎大将に選ばれたのか、その理由に迫ります。
三国志の主役・曹操の汚点ともいわれる「徐州大虐殺」。これにより諸葛亮や魯粛などの徐州出身者に生涯恨まれることになります。果たして曹操はなぜ徐州大虐殺を行ったのでしょうか。その真相に迫ります。
曹操とは何者だったのか(青年編 2) 侵入! 撲殺! 権力者をも恐れぬ度胸!
ヤンチャな少年時代を送った曹操も、20歳を過ぎて役人になります。しかし官職についても、個性的なところは相変わらずだったのです。権力者を恐れぬ曹操の気骨を、ご紹介します。
曹操とは何者だったのか(青年編 1) 曹操の血筋・家柄・肉親は?
劉備と並ぶ三国志の主役である曹操。これまで散々語りつくされた存在ではあるのですが、その反面、彼に関するエピソードは虚実が入り混じっているのが現実です。小説や漫画などの創作物による「虚像」をあばき、曹操の「実像」を見ていきたいと思うのです。
三国志に入門するなら抑えておきたい知識として有名な戦いがあります。そこではどんなドラマがあり、どのような人物が活躍したのでしょうか。
名医として名高い華佗は、三国演義でもたびたび登場して関羽をはじめ、孫策、周泰、曹操など主役級の武将の治療や手術を行っています。
三国志のお笑いネタとして、前回も下らないエピソードをご紹介しました。爆笑とまではいきませんが、クスっと笑えるネタを今回もお届けします。
三国志の有名武将の活躍している文献は多くありますが、彼らの子供はどのような人生だったのか、有名武将の跡取りが無念にも繁栄しなかった例を取り上げてみます。
三国志の中では、【男が惚れる男】というのが定着化しています。しかし、そのような男性は女性でも惚れる要素が間違いないといった人物でもあります。義理堅く、主君や国の為に殉じた武将や家族を守るために戦った武将、己の野望を満たすだけに剣をふるった豪傑など、武将ごとに人を惹きつけるドラマがあります。