董卓(仲穎)は呂不韋にそっくり
■ 董卓(仲穎)は呂不韋にそっくり
董卓(仲穎)は呂不韋にそっくり
キングダムは秦が他の国とどのように成長し、他国と覇権を争ったかということにフォーカスを当てています。しかし物語の前半(作者は四十巻に差し掛かったところでようやく半分終わった程度といっています)では国内のごたごたが多くありました。そのごたごたを起こしている張本人が呂不韋なわけです。
そんな呂不韋を三国志の人物に置き換えるとやはり董卓(仲穎)しか思い浮かびません。お金で高官を買収し、自分の意のままに操るあたりは瓜二つ。さらに相国という皇帝に次ぐ役職にまで上り詰め国をわが物としてしまうところも一緒です。
キングダムで呂不韋は右腕とも呼べる存在である昌平君が秦王・政の側に立つという裏切り行為に会いましたが、董卓(仲穎)も側近中の側近である呂布(奉先)の裏切りにより殺されてしまうところまで一緒です。
共に「こいつを早く倒してくれ!」と思わせるような憎たらしいほどの悪役で何から何までそっくりです。
信と趙雲(子龍)はどことなく被る
■ 信と趙雲(子龍)はどことなく被る
信と趙雲(子龍)はどことなく被る
キングダムの信は主人公で幾度となく秦王・政のピンチを救ってきました。そして目の前に現れる強敵を次から次へと倒し、その名を中華に轟かせていきます。お互いが信頼し合いまさに忠臣というにふさわしい活躍をし、物語を楽しませてくれています。
それに対し、趙雲(子龍)もその武力で幾度となく蜀を魔の手から救っています。信と同じように一騎打ちでも名だたる武将を倒しまくり、敵である曹操(猛徳)からも一目置かれる存在となっていました。
君主である劉備(玄徳)からの信頼が厚いだけでなく、諸葛(孔明)も彼の高い武力、高い忠誠心に頼りまくりました。蜀が誇る五虎将軍(関羽(雲長)、張飛(翼徳)、趙雲(子龍)、黄忠(漢升)、馬超(猛起))の中で圧倒的に扱いやすかったのも出陣回数が多かった要因と言えるでしょう。
知れば知るほど「この二人、似てるな」と思わせられ、信が好きな人は趙雲(子龍)を、趙雲(子龍)が好きな人は信を好きになることだと思いますよ。
王翦と陸遜(伯言)の能力が凄い
■ 王翦と陸遜(伯言)の能力が凄い
王翦と陸遜(伯言)の能力が凄い
キングダムで王翦と言ったら圧倒的な武力というよりは知恵で相手の裏を着いて戦に勝つという将軍です。そこが知れず全力を出し切らず相手を出し抜くという感じの王翦は得体のしれないところばかりです。三国志では陸遜(伯言)がそのポジションなのではないかと思います。陸遜(伯言)は関羽(雲長)を倒す際に一躍買った武将ですが、やはり圧倒的な武力でというよりは知略で出し抜いています。
その後武功を立て国の中核になるのですが、家柄の良さも二人の共通点と言ってもいいでしょう。キングダムではまだ王翦の全貌が明かされていませんがこれから露出が多くなるにつれ二人の共通点も多く重なっていくことだと思います。そういう目線で二つを見比べたら「オォ!」と思うこと間違いありません。
王賁と陸抗(幼節)が似ている
■ 王賁と陸抗(幼節)が似ている
王賁と陸抗(幼節)が似ている
キングダムで王賁は信のライバルであり、若手のホープと言ったところでしょう。王翦を父に持つという申し分のない家柄で、キングダムでは未来の秦を背負って立つ人物です。槍の使い手で武術に秀でている王賁ですが、知略に優れていて主人公である信は彼を憎く思っている反面、彼の実力を高く評価しています。
そんな王賁に似ているのが陸抗(幼節)です。陸抗(幼節)の父親は陸遜(伯言)、母親は孫策(伯符)の娘という超サラブレットです。(上記で親同士も似ていると挙げましたが……)
彼も文武に優れた武将で呉にとってなくてはならない存在の将軍です。陸抗(幼節)がいるから他国の将軍もうかつに呉に攻め入ることが出来ないというほどのポテンシャルの高さは王賁そっくりです。
蒙武と張飛(翼徳)がダブって見える
■ 蒙武と張飛(翼徳)がダブって見える
蒙武と張飛(翼徳)がダブって見える
キングダムで力自慢の豪将は何人も出てきますが、その中でも「我こそが中華最強だ!」と高らかに宣言している代表格が蒙武です。秦VS合従軍(秦が他の国から一斉攻撃を受けてしまいます)の際、同じく自称最強の蘇の汗明と死闘を繰り広げ撃破し、武力の高さを知らしめました。
三国志において蒙武のような豪将と言ったら張飛(翼徳)が挙げられます。戦略ではなく力でねじ伏せるタイプで、来た敵はとにかく潰すという分かりやすい武将なのです。
共に「単純そうだけど敵に回したくない」という感じで似ているという印象が強いです。
共に大酒のみの大声という点も似ている感じがします。そういう目で見てみたら「確かに似てるかも」と思えるかもしれません。
そして蒙恬は張苞と被る
■ そして蒙恬は張苞と被る
そして蒙恬は張苞と被る
上記で蒙武と張飛(翼徳)が似ていると挙げましたが、その子達(蒙恬と張苞)同士も似ています。
蒙恬はキングダムでは信の友人およびライバルという位置づけで武力においても知力においても優れているバランスの取れた武将です。親のコネを使いすぎず、また必要であればサラっと使うという世渡り上手なところも読者をひきつける人柄と言ってもいいでしょう。
それに対し張苞も高い武力で次々と相手の武将を倒しまくる将来を有望視される若武者でした。
父の張飛(翼徳)に比べたら武力は劣るかもしれませんが、彼は酒豪で失態もあったということを考えたら諸葛(孔明)は張苞の方が優れていたととらえていたのではないかと思います。
エリートだけど扱いやすくいい指揮官であるという点で蒙恬そっくりだというのが私の感想です。
これから蒙恬の活躍が増えていったらますます「似てるな」と思うことでしょう。
キングダム 登場人物 相関図 まとめ
■ キングダム 登場人物 相関図 まとめ
キングダム 登場人物 相関図 まとめ
いかがでしたでしょうか。
キングダムにはまっているという人は是非三国志を、またキングダムを読んだことが無いという三国志ファンはキングダムを読んでみてください。二つを対比させることでなんとなく共通点が見えて中国史をもっと知りたい思うかもしれません。
よく「キングダムと三国志どっちが面白いの?」と聞かれることがありますが「どちらも」という回答しかできません。キングダムは漫画で、三国志は小説で読んでいるという点もあり簡単に優劣をつけられないというのが事実です。
どちらも面白いのでお勧めです。あくまで私の予想ですがキングダムは漫画で80~100巻程度の超大作になると思います。
次回は、相関図を作ってみたいと思います。
キングダム 人物 キングダム 相関図 最新
■ キングダム 人物 キングダム 相関図 最新
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