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李傕(りかく)と郭汜(かくし)の争いは三国志の縮図!

三国志でものすごいメジャーという訳ではない李傕(りかく)と郭汜(かくし)。 董卓の元で働き力を付けた二人が頭である董卓を失った際にどうなったか、さらにそれが現代社会からどういう風に紐解けるか。二人の末路について紹介したいと思います!


覇道の魏、漢王朝再興の蜀。では呉は何を求めていたの?

魏・呉・蜀の物語。それが三国志ですが、魏と蜀と比べて存在感の薄い呉。呉は何を求めていたのでしょうか?


はっちゃけ孫呉の象徴!?チンピラ武将・甘寧興覇

三国志は1800年以上前の中国が舞台。ですから、現代の日本人の感覚では理解しかねる点が盛りだくさん。それを踏まえても「おい、ちょっと待て」とツッコミたくなるエピソードを数多く残しているのが、孫呉であるという印象が筆者にはあります。今回はその孫呉の中でも、1、2を争うほどのチンピラ武将・甘寧のお話をお届けします。


諸葛亮孔明が北伐にこだわった本当の理由とは?

劉備(玄徳)に三顧の礼で迎えられた天才軍師・諸葛亮孔明。劉備(玄徳)に迎えられてからは名軍師として数えきれない活躍を見せます。そして最後は北伐でその生涯を閉じるのですが、そもそもなぜ北伐を繰り返していたのでしょうか。推測も交えつつ、北伐にこだわった理由に迫ってみるとしましょう!


呉の忠臣・呂蒙が悪役扱いされるのはなぜ?

以前のコラムにも書きましたが、『三国志演義』は読者の意識を蜀に向けるため、対立勢力である魏と呉を悪役に仕立てています。今でこそ孫呉好きを自称する筆者ですが、昔は孫呉、中でも呂蒙が大嫌いでした。理由はもちろん『演義』から派生した創作物の影響。民間伝承などでも卑劣な悪役として描かれがちな呂蒙の人物像についてまとめました。


魔王・董卓の真実(4) 知識人には気をつかっていた?

反乱討伐・異民族対策でキャリアを積み、ついに政権をにぎった董卓。武将としてすぐれた力量を示した彼ですが、勝手が分からぬ朝廷の政治では、かなりの苦心をしています。董卓は自分の政権を強化するため、名士(社会的名声のある知識人)の支持を取りつけようとしました。はたして彼の人事政策は上手くいったのか?じっくり見ていきましょう。


魔王・董卓の真実(3) 時代の先を読んでいた男

三国志の序盤で「魔王」として君臨する董卓。反乱討伐・異民族対策のエキスパートとしてキャリアを積むなかで、多くのライバルたちとしのぎをけずりつつ、武将としての力をつけていきました。さらには自分の軍事力を守るため、彼は皇帝の命令すら拒否してしまいます。徐々に野望をあらわにする董卓……その生き様から、目がはなせません!


三国志を彩る個性豊かな知将7選

三国志を彩る個性豊かな知将7選をご紹介!


魔王・董卓の真実(2) あざやかな知恵と武略

三国志の序盤で「魔王」として君臨する董卓。若き日の彼は、異民族討伐のエキスパートとしてキャリアを積み、着実に出世の階段を上っていきます。その戦い方からは、決断力、知力、危機を乗り切る度胸など、名将の資質のすべてを備えているのが読み取れます。董卓はどのように戦い、天下へと駆け上がったのか……じっくり見ていきましょう。


魔王・董卓の真実(1) 「男の中の男」を目指した日々

三国志の序盤で「魔王」として君臨する董卓(とうたく)。彼は政権をにぎるや、幼い皇帝を殺し、首都に火をつけて燃やすなど、残虐非道な行いをくり返しました。とはいえ、乱世を実力でのし上がった男。天下を取るにはそれなりの理由がありました。董卓とはどんな人物だったのか?その知られざる素顔に迫ります。


史学と文学。ふたつの三国志を知ろう!

歴史とはどのように解釈すべきなのか。史実か文学か。この問題は三国志にも当てはまるもので、史学的な見地と文学の三国志はやはりどこか似て非なるものとなっているのです。


トホホな大将軍・何進、無念の死の背景―――何進を再考する(3)

三国志の冒頭でキーパーソンとなる武将、何進(かしん)。黄巾の乱を鎮圧し、大将軍として朝廷に君臨します。しかしその後、皇帝に近侍する宦官(かんがん)に討たれ、あっけなく生涯を終えました。大将軍ともあろう者が、どうして宦官などに首を討たれたのか? 黄巾の乱の鎮圧後、彼の人生が辿った軌跡を振り返ります。


知っていれば自慢できる?三国志由来の故事・ことわざ②

知っていれば自慢できる?三国志由来の故事・ことわざ①の続編です。小学校で習ったあの有名な四字熟語やスポーツ実況でも出てくることわざにも三国志由来のものがありました。


三国志好きオススメのスマホゲームアプリ②

今回紹介するスマートフォンゲームアプリは「我が天下」。三国志をテーマにした中国統一を目指すストラテジーゲームをご存知ですか?ダウンロード数は全世界で100万DLを突破している人気のゲームアプリです。


知っていれば自慢できる?三国志由来の故事・ことわざ①

普段使っている言葉、聞いたりしている故事やことわざに三国志由来のものがあることをご存知でしたか?三国志由来の故事やことわざとその由来についてご紹介します。


三国志に登場する武器のあれこれ

三国志は武将以外にも武器も注目の一つです。関羽の青竜偃月刀、張飛の蛇矛、呂布の方天画戟など武将を象徴する武器がたくさんあります。


気になる武将が見つかる?三国志を彩る個性豊かな猛将10選

今回は三国志を彩る個性豊かな猛将10選をお送りします。三国志は群雄割拠の時代がメインです。群雄割拠の時代を生きた猛将を10人ご紹介します。


神になった武将・関羽信仰と関帝廟

非業の死を遂げ、後年の人々によって神格化された蜀漢の武将・関羽=関聖帝君(関帝)。中国で最も信仰されている神と言われており、絶大な人気を誇っていることをご存知の方は少なくないと思います。いつごろから、なぜ関羽が神格化されたのかを調べてみました。


京劇でも演じられている三国志演義

「三国志」は現地の中国人たちにとっても人気の物語です。古代より本や語り、影芝居、演劇などの娯楽を通じて大衆からも長く愛され続けています。中国にも歌舞伎のような伝統芸能として「京劇」がありますが、三国志は京劇でも演じられています。


そうだったのか!?英雄たちの前職や職歴

蜀の初代皇帝の劉備(玄徳)、関帝聖君として祀られ神様になった関羽、五虎将のひとりに数えられる張飛、漢の丞相となり魏国の基盤を作った曹操も呉を建国した孫権の父孫堅も、もともとは一端の商人や小役人だったのですが、小説やドラマではあまり触れられることがありません。英雄たちはどんな職業について生計を立てていたのでしょうか。