今さら聞けない!なぜ日本では三国志が好きなの?

今さら聞けない!なぜ日本では三国志が好きなの?

日本人の中には、三国志ファンが多くいます。日本史よりも三国志が好きな人もいるほどです。中国の歴史である三国志がなぜ日本で人気なのでしょうか。そこで今回は、日本で三国志が受け入れられる理由を紹介していきたいと思います。


1.日本人は三国志が好きな理由!

アニメ・ゲーム・漫画・小説の影響

日本人が三国志好きの理由の1つが文化として根付いているからです。日本には、三国志を題材にしたアニメ・ゲーム・漫画・小説が数多く存在しています。そのため、割と小さい頃から三国志に触れることがあります。そして、アニメ・ゲーム・漫画などは、かみ砕いたストーリーとなっているため、日本人も受け入れやすいのです。その結果、日本人でも三国志ファンが増えていったと考えることができます。

「三国志演義」のおかげ

三国志には大きく分けて2つあります。それが、史実に近い「正史三国志」と創作とされている「三国志演義」です。日本人はどちらかと言えば、三国志演義のイメージが強いと思います。三国志演義は中国の明時代に書かれたものであり、劉備(玄徳)をメインにしながら面白おかしく描かれています。しかも、三国志演義では曹操など魏が悪役となっており、ストーリーとして入り込みやすいのです。そのため、日本人は分かりやすくて面白いと感じ、三国志好きが多くなっていったのです。たぶん、正史三国志しかなければ、日本人にこれほど三国志は受けなかったことでしょう。

現代に通じるものがあるから!

日本人が三国志好きな理由としては、現代に通じるものがあるからとも考えることができます。日本人の中でも、多くのビジネスマンが三国志好きです。三国志の武将や君主の考え方や名言などを紹介するビジネス書なども販売されており、いかにビジネスマンからも人気があるのかがわかります。三国志は組織的な動きなどがあり、現代の社会でも通用する考え方が多くあるのです。実はパナソニックの創始者として有名な松下幸之助氏も、三国志の登場人物は「最高の師」と表現しています。このように、ビジネスマンも三国志からヒントを得ることもあり、日本人のビジネスマンは三国志が好きなのです。ぜひ、三国志の君主や武将の考え方や行動に注目してみてください。きっと、今後の人生にヒントを与えてくれるはずです。

2.なぜ三国志は魅力的なの?

多彩な登場人物!

三国志の魅力のひとつが多彩な登場人物です。魏・呉・蜀どの国をとっても、魅力的な人物が登場します。しかも、カッコイイ武将や君主だけでなく、ダメダメな武将や君主も登場するのです。だからこそ、三国志のストーリーに深みが出て面白いのです。日本の歴史だと戦国時代が好かれます。これは、戦国時代には多彩な登場人物がおり、魅力的な人物が多くいるからです。三国志もまさに同じであり、それだけ魅力的な人物が多く登場しているのです。

面白おかしいエピソード!

三国志の魅力として忘れてはいけないのがエピソードです。日本でも有名な「桃園の誓い」や「三顧の礼」、「泣いて馬謖を斬る」など様々なエピソードがあります。しかし、三国志のエピソードはこれだけではありません。一騎討ちのカッコイイエピソードから、女性関係の面白いエピソードまで多種多様なエピソードがあります。もちろん、「三国志演義」に記されているような創作も多いのですが、多くのエピソードがあることで、より登場人物が生き生きしており魅力的に映るのです。ぜひ、三国志のエピソードを調べて、三国志をより好きになってください。

3.日本で好かれている三国志の君主・武将

劉備(玄徳)

日本で好かれている三国志の君主のひとりが劉備(玄徳)です。やはり、「三国志演義」の主人公であるため、日本人は劉備(玄徳)贔屓が多く人気となっています。また、劉備(玄徳)と言えば、関羽や張飛との「桃園の誓い」や諸葛亮への「三顧の礼」などが有名です。これらの有名エピソードが多くあることから、劉備(玄徳)は日本人から親しまれており、人気があるのです。

曹操

劉備(玄徳)と対比され、人気もあるのが曹操です。曹操は、「三国志演義」で悪者扱いとなっています。三国志演義では、劉備(玄徳)が主役となっているため、その敵である曹操が悪者になるのは致し方ありません。しかし、敵ながら曹操の能力の高さは素晴らしく、高い人気を誇っているのです。

諸葛亮

日本人から支持されている三国志の人物としては、諸葛亮も挙げられます。劉備(玄徳)との出会いから、劉備(玄徳)は亡くなってからも蜀のために尽くすのが諸葛亮です。天才的な戦略家であり、軍師としては三国志随一と言っても過言ではありません。そんな諸葛亮だけに、高い人気を誇っているのです。

4.中国での三国志の扱いとは?

日本人よりも興味が薄い?

三国志の本場である中国でも、もちろん三国志は知られています。しかし、それなりに人気はあるようですが、日本ほどではないようです。中国人からすると、数多くある時代のひとつという感覚であり、“中国の歴史=三国志”とはなりません。また、なかには日本人に三国志の話を振られたがわからなかった中国人もいるほどです。このことからも、中国人は日本人よりも三国志に対する興味が薄いのかもしれません。

日本人とは違う捉え方

実は、中国人と日本人では三国志の人物への考え方が異なります。一番よくわかる例が呂布です。日本人からは、比較的呂布は高い人気を誇っています。三国志の武将の中でも「最強」のイメージが強く、人気ランキングでも上位にランクインすることが多いです。しかし、中国では呂布は主君を2度も裏切った小物として扱われています。このように、中国人と日本人では武将のイメージすら違うのです。ちなみに、日本人の思い描く呂布は屈強で脳筋のイメージが強いと思います。しかし、中国では頭が回る切れ者のイメージであり、しかも美形キャラとなっているとのことです。

5.まとめ

日本では三国志が高い人気を誇っています。日本で人気の理由は、アニメ・ゲーム・漫画・小説などや三国志演義によるものです。また、現代に通じる部分があるため、ビジネスマンから人気があります。そんな三国志の魅力は、多彩な登場人物や様々なエピソードです。多くの登場人物やエピソードがあるため、ストーリーに深みがあり面白いのです。ただ、日本と中国では三国志の捉え方が違います。いずれにしても、魅力たっぷりの三国志の世界を好きになってください。

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劉備(玄徳) 曹操 諸葛亮

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