『真・三國無双』シリーズとは?
■ 『真・三國無双』シリーズとは?
『真・三國無双』シリーズとは?
『真・三國無双』シリーズは、三国志演義がテーマのアクションゲームです。2000年以来、コーエーテクモゲームス社より発売されています。かつての格闘ゲーム『三國無双』が「一対一」だったのに対し、『真・三國無双』では「一対多」が特徴です。簡単操作で遊べるため、アクションゲームが苦手な方でも楽しめます。
「三国志に興味があるけど、誰が誰なのかわからない」という悩みも、このゲームが解決してくれます。個性的な有名武将が勢ぞろい。呂布の脅威は序盤から健在です。イケメンや美女も多く登場するため、ある意味「擬人化」のような楽しみ方も秘めています。公式グッズが展開されるほどの人気ぶりです。
『猛将伝』と『Empires』
■ 『猛将伝』と『Empires』
『猛将伝』と『Empires』
『猛将伝』『Empires』と記載された作品を見かけたことがありませんか?
『真・三國無双』シリーズでは、拡張ディスクや派生作品も登場しています。
拡張ディスクの『猛将伝』はモードの追加だけでなく、ゲームバランスの調整も施されています。そのため単体でも楽しめますが、本編ディスク(以下「無印」)があると遊びの幅がさらに広がります。第6作目以降は一体化した『with 猛将伝』が発売されているため、ディスクの入れ替えを行う必要がありません。
『Empires』は、シミュレーション要素を加えた派生作品です。こちらは無印と猛将伝が無くても楽しめます。プレイヤーの手で内政を行う他、計略で有利に導く必要があります。
第5位『4』無印
■ 第5位『4』無印
第5位『4』無印
『真・三國無双4』は、その名の通り第4作目にあたります。全体的な難易度は、『3(後述)』と比べるとかなり易しめです。曹操の息子・曹丕ら6人の追加により、使用可能キャラが全48人になりました。
武器ごとの重量や追加攻撃のほかにも、「無双覚醒」という超必殺技がこの作品にあります。覚醒用アイテムがあれば、通常よりも強力な技を繰り出すことが可能です。
メインとなる「無双モード」では、全キャラ分のシナリオが用意されています。戦闘前に心情を述べることで、これまで以上にストーリー性が増しました。史実や演義ではあまり目立たない武将の場合、オリジナルの展開も含まれます。
第4位『3』+『猛将伝』
■ 第4位『3』+『猛将伝』
第4位『3』+『猛将伝』
『真・三國無双3』は、格闘ゲームのようなやり応えがあります。一対一の勝負を行える「一騎討ち」は、この作品だけの戦闘システム。これに負けた場合はそのままゲームオーバーになるので、スリリングな戦いを味わえます。もちろん、この一騎討ちを避けることも可能です。
勢力ごとの無双モードを採用したのは、この作品が初めてです。戦闘前に、キャラクターを選ぶことも可能です。グラフィックが格段と向上したほか、キャラごとに色違いや『2』の衣装も楽しめます。また、オリジナルキャラクターを作成できる「エディットモード」も誕生しました。
『真・三國無双3 猛将伝』
■ 『真・三國無双3 猛将伝』
『真・三國無双3 猛将伝』
『真・三國無双3 猛将伝』と併せて買えば、より手軽なゲームバランスで楽しめます。「易しい」より下の「入門」を選択することで、さらに遊びやすくなります。
おすすめのモードは、武将ごとの逸話を表現した「列伝」です。場面によって、状態変化や制限を強いられる武将も。例えば魏の夏侯惇は左目を負傷したため、体力が少ない状態でスタートします。また、プレー評価が高いと武器が強化されます。
ほかにも、シナリオを自動生成する「修羅」があります。回復アイテムが少ない上に、残り体力が持ち越されるサバイバルなモードです。のちの『真・三國無双4 猛将伝』にも収録されました。
第3位『2』+『猛将伝』
■ 第3位『2』+『猛将伝』
第3位『2』+『猛将伝』
続いて第3位は、『真・三國無双2』とその『猛将伝』です。
キャラクターはもちろん、ステージやシナリオを大幅に増加しています。この時点でシステムが確立されたため、日本とアメリカで合計100万本の売上を記録しました。
無双モードは武将ごとのストーリーモードですが、ある仕掛けを楽しめます。
なんと、特定の武将が活躍する名場面を「使用中の武将」で再現することもできるのです。
例えば「長坂で仁王立ちするシーン」は張飛(蜀)の見せ場ですが、これを魏の典韋で表現することもできます。
レーザーを出す諸葛亮と司馬懿、アクロバティックな小喬など。もはや演義を越えるほどの強い個性が、次々と誕生した作品でもあります。
『真・三國無双2 猛将伝』
■ 『真・三國無双2 猛将伝』
『真・三國無双2 猛将伝』
無印だけでも十分楽しめますが、『猛将伝』も加えることでさらに面白くなります。
追加された難易度「初心者」と「最強」は、文字通り初心者向けと熟練者向けになっています。他勢力の無双モードや色違いのコスチュームなど、ボリュームたっぷりな拡張ディスクです。特定の条件下で解禁される武将も、最初から使用できるようになります。もちろん呂布も無条件で使用できます。
プレイヤーを守る護衛兵の概念にも注目です。兵士の外見や名前の変更ができるようになりました。さらに、(フリーモード限定で)有名武将を護衛兵として連れていくこともできます。お気に入りのキャラクターと一緒に、ぜひ戦場に出てみませんか?
第2位『6 Empires』
■ 第2位『6 Empires』
第2位『6 Empires』
「もし劉備(玄徳)が悪政を行っていたら?」
そんなifを実現できるのが、『真・三國無双6 Empires(以下「6エンパ」)』です。まずは『真・三國無双6 with 猛将伝(以下「6」)』のシステムから見ていきましょう。
『6』は、「好みの武器を2種類装備できる自由さ」が特長です。『6エンパ』ではこの特長をそのままに、6種類の「名声」が加わります。
火計などの計略や悪政の実施、仲間との団結力を高めるものなど。各キャラクターによって名声が異なりますが、ランダムで変えることもできます。
CPUが『6』よりも強力なので、戦略性が求められるゲームでもあります。
第1位『7 with 猛将伝』
■ 第1位『7 with 猛将伝』
第1位『7 with 猛将伝』
『真・三國無双7 with 猛将伝』は、これまでの集大成です。
キャラクターは過去最多の77人。『6』と同じく武器選びの自由度が高いほか、『4』の「覚醒」も復活しています。
勢力ごとで選択できる無双モードがマルチシナリオ形式です。無双モードのキャラ選択では、エピソードごとに指定された3人のうちから1人選びます。さらに、個性的な兵士の存在がドラマを盛り上げてくれます。
『6』との大きな違いは、得意武器と固有モーションが全員分用意されていることです。ダウンロードコンテンツが豊富で、三国志の枠を超えたコスチュームと武器も楽しめます。
出先でも楽しみたい方には、PlayStation Vita版がおすすめです。
作品毎に異なる『真・三國無双』
■ 作品毎に異なる『真・三國無双』
作品毎に異なる『真・三國無双』
『真・三國無双』シリーズは、作品ごとにシステムやキャラクターが微妙に異なります。このさき最新作が登場しても、当時の魅力が色褪せることはありません。むしろ、対応ゲーム機を買いたくなるほどのカリスマ性があります。
今回紹介した『2』から『4』はPlayStation 2で楽しめるので、思い切ってすべてを揃えるのもよいでしょう。『真・三國無双7 with 猛将伝』のPS4版なら、シリーズ最高の画質で楽しめます。
男女問わず人気を誇るシリーズなので、気に入ったらぜひ友人たちと共有してみてください!