もし、世界史のテストに三国志の時代が出てきたとしたら問題になる可能性が高い人物は誰?三国志演義で人気のキャラクターが歴史的に見て重要人物とは限りません。覚えておいたほうが良いのは一体誰なのでしょう。
関羽の武勇伝のひとつ「関公刮骨療毒」ですが、この手術を行ったのが華佗です。これ以外にも華佗は様々な外科手術を行い、それの詳しい手順が歴史書に書かれています。
中国古代の医学書、正史三国志、後漢書などの歴史書には、華佗の輝かしい医療実績が収録されています。映画やドラマでは決して知ることのない華佗の手術シーンをご堪能ください。
華佗の手術の様子、治療の方法については陳寿の書いた正史三国志の華佗伝にも書かれています。
名医として名高い華佗は、三国演義でもたびたび登場して関羽をはじめ、孫策、周泰、曹操など主役級の武将の治療や手術を行っています。
三国志の時代、曹操の典医(侍医)となり、民衆たちから「神医」と呼ばれ、尊敬のまなざしを集めた伝説的な医師がいました。創薬、鍼灸、外科手術などの高度な医術を駆使した華佗。彼こそ東洋医学史上No.1のレジェンド。