そうだったんだ!三国志おもしろクイズPart2

そうだったんだ!三国志おもしろクイズPart2

三国志は日本の戦国時代に似た面が多々あります。どちらも共通しているのは様々な人物がそのキャラクターをいかんなく発揮していて複雑な社会を形成しています。クイズで人物のとっかかりを作り、その後好きな王様や注目する将軍などを観るようにしてみてはいかがでしょうか?


クイズ9 下記将軍5人の評価はそれぞれどれ?

クイズ9 下記将軍5人の評価はそれぞれどれ?

クイズ9 下記将軍5人の評価はそれぞれどれ?

1曹操、2劉備(玄徳)、3孫権、4袁紹、5諸葛孔明のそれぞれの評価は下記のうちどれか?

A:寡黙で喜怒哀楽は表向きには出さない。それでいて人に対してはへりくだった態度をとる人物。

B:見かけは寛容だと言われている。しかし内心はというと嫉妬心が強く相手の才能をうらやんだり憎んだりしている人物。

C:平静の時は能力が優れた臣下としてあがめられ、乱世の時は悪知恵を働かせて英雄となったとされる人物。

D:秀でた才能があり、知能が優れているとされている人物。

E:政治に詳しく、春秋時代、斉の優れた政治家である管仲に匹敵すると言われている人物。








答え
1曹操―C
2劉備(玄徳)―A
3孫権―D
4袁紹―B
5諸葛孔明―E

クイズ10 董卓のでたらめ政治

クイズ10 董卓のでたらめ政治

クイズ10 董卓のでたらめ政治

庶民を困らせた董卓はとにかくでたらめな政治を行いました。戦況が悪くなるとそれまで都としていた洛陽の宮殿に火を放ち長安へ遷都しました。遷都した後もやりたい放題の限りを尽くし、経済が破綻状態で庶民は困り果てました。さて、董卓がどのようなことをしたため、そんな状況になったでしょうか?

1 董卓の朝廷が市場に出回る食料を買いあさり、庶民が食料を買う際は朝廷を経由しなければならなかった。
2 今までなかった貨幣を造り商売が成り立たないようにした。
3 貨幣制度そのものを廃止し、現物支給を行った。








答え 2
董卓は穴も模様もない小粒の銅片を貨幣としまし。そのため商人が銅片と商品の交換を渋り売買が成立しなくなりました。

クイズ11 袁紹が曹操に敗れた理由は?

クイズ11 袁紹が曹操に敗れた理由は?

クイズ11 袁紹が曹操に敗れた理由は?

官渡の戦いで袁紹と曹操は対峙することとなりました。その際曹操は背後から攻撃をされるのを嫌がったため徐州に拠る劉備(玄徳)を攻めることにしました。そうなったら逆に正面から袁紹に攻撃するチャンスを与えてしまうことに。もちろんここがチャンスとばかりに、袁紹の軍師、田豊は曹操の本拠地である許を攻めるように進言したが、袁紹は攻撃を行いませんでした。その理由は下記のうちどれか。

1 馴染みの相手とは正面から正々堂々と勝負がしたかったから
2 その時息子が病気だったから
3 兵糧に困っていたから








答え 2
当時赤ん坊だった息子の病気を理由に出撃しませんでした。袁紹は後々決断力に欠けた人物と言われています。

クイズ12 曹操がとった食糧不足解決策は?

クイズ12 曹操がとった食糧不足解決策は?

クイズ12 曹操がとった食糧不足解決策は?

曹操はある戦いのさ中、長引く戦いに兵糧が不足することが明らかとなりました。このままでは撤退することを余儀なくされてしまうと思った曹操がとった方法は次のうちどれか?

1 食料を量る升を小さくした
2 軍勢で上回るため兵をギリギリまで削る策を出した
3 1日4食とし、1食当たりの食事の量を減らした
4 1人ずつの分配を止め5人で決められた量の食事を与えた








答え 1
升を小さくしごまかそうとしたが兵士にばれてしまいます。暴動が起こることを懸念した曹操は食料担当者勝手にやったこととしてなんとその者を斬首し窮地を間逃れました。

クイズ13 劉備(玄徳)は臨終の際の言葉とは?

クイズ13 劉備(玄徳)は臨終の際の言葉とは?

クイズ13 劉備(玄徳)は臨終の際の言葉とは?

劉備(玄徳)は臨終の際馬謖について孔明にあることを言い残しています。それは次のうちどれか。
※ちなみに馬謖(ばしょく)という人物は知らなくても「泣いて馬謖を斬る」という言葉を耳にした人は多いと思います。その馬謖です。意味は愛する者であっても全体の規律を守るためには処分するのは仕方がないことです。

1 大した男ではないから重用してはいけない
2 きっといつか裏切るから信用してはいけない
3 毒にも薬にもなる男だからそなたに任せる








答え 1
孔明は馬謖をかわいがっていた。しかし劉備(玄徳)はこのように説き、命令に背き布陣した馬謖についての処遇を孔明に言い渡したのです。孔明は劉備(玄徳)の言葉に従い涙を流しながら馬謖を斬首しました。

クイズ14 兵法36計とは?

クイズ14 兵法36計とは?

クイズ14 兵法36計とは?

壇道済が編み出した36計は孫子の兵法と並んで古代中国の重要な兵法でした。36計は大きく分けて6つの区分に別れています。そしてその6区分はさらに6つの分類に別れている構成となっています。さて、その36計の1つである美人の計とは次のうちどれか。

1 無防備のように見せかけて攻撃をかわす
2 偽の情報を流し敵の判断を鈍らせる
3 相手を手なずけてやる気をなくさせる
4 自分を傷つけ味方を欺く
5 前軍撤退して攻撃を避ける
6 策を用いて相手を消耗させる








答え 3
色仕掛けで相手の戦意をそぐのが狙いです。
1は空城の計、2は反間の計、4は苦肉の計、5は連環の計、6は走為上です。
ちなみに董卓が滅びたのは美人の計が大きく作用します。

クイズ15 これなんて言う武器?

クイズ15 これなんて言う武器?

クイズ15 これなんて言う武器?

剣や弓は日本でも知られた武器で古代中国でも用いられていましたが、日本ではあまり見られない武器も存在していました。その中の一つである鉤鑲(こうじょう)とはどんな武器か?

1 相手を突き刺すための武器。全長が2メートルほどで柄の部分と先端部分がストレート状
2 先端部分が三又になっている武器
3 鉞の頭の短剣状の鉾がついている武器
4 全長が60センチ程度で相手の刀をくい止める盾








答え 4
刀とセットで使います。よく使われており多くの鉤鑲が出回っていました。
ちなみに1は矛、2はサイ、3は鉞戟(えつげき)と言います。

クイズ16 五虎将軍ではないのは誰?

クイズ16 五虎将軍ではないのは誰?

クイズ16 五虎将軍ではないのは誰?

劉備(玄徳)に忠誠を誓った5人の将軍を五虎将軍(ごこしょうぐん)というが次のうち五虎将軍でない者は誰か?

1 関羽(かんう)
2 張飛(ちょうひ)
3 趙雲(ちょううん)
4 姜維(きょうい)
5 馬超(ばちょう)








答え 4
五虎将軍は関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠(こうちゅう)の5人です。関羽、張飛は劉備(玄徳)と義兄弟の契りを結ぶほどの結びつきの強さ趙雲も早々に劉備(玄徳)に仕えこの3人は生え抜きのグループであった。3人ともスタートは身分が低かったが将軍にまで上り詰めました。一方馬超、黄忠はある程度勢力が強まってから仲間に加わりました。
ちなみに姜維は後に孔明に仕え蜀を引っ張る人物となりますが五虎将軍ではありません。

まとめ

まとめ

まとめ

上記のクイズで少しは三国志の武将やどんなことが行われていたかということを知ってもらえたら嬉しいです。貨幣そのものを変えてしまったり、食料の配給をごまかしたりなどとんでもない作戦を立てなければいけないほど彼らは切羽詰まっていました。
今では笑い話になるのですが、当時は本気でやっていたというのを想像すると時代の移り変わりの凄さが浮き彫りとなりますね。





この記事の三国志ライター

関連するキーワード


三国志 クイズ

関連する投稿


三国志の英雄がイケメンに!?三国志をテーマにした女性向けゲームアプリ!

日本の戦国時代や幕末をテーマとした女性向け恋愛シミュレーションアプリがあるように、三国志をテーマにしたものも存在するんです! 素敵な英雄と恋を楽しんでみませんか?


三国志の人材コレクター!曹操が集めた魏の武将たち

群雄割拠の三国時代において、抜きんでた兵力を誇った魏の国。その礎となったのは、「人材コレクター」の異名を持つ曹操孟徳が集めた、優れた武将たちの働きでした。曹操は優秀な人材なら出自を問わず重用し後の蜀の皇帝・劉備(玄徳)の腹心である関羽まで手に入れようとしたほどです。そんな曹操のもとに集った腹心たちをご紹介します!


三国志の始まり~王朝の乱れより黄巾の乱の始まり~

「蒼天己死」~そうてんすでにしす~ 腐敗した漢王朝に代わる新しい世界を求めた者たちは、この言葉のもと各地で蜂起する。これが「黄巾の乱」である。この反乱が成功することがなかったが、三国志の英雄たちを歴史の表舞台に登場させることとなる。


董卓~三国志随一の暴君~

黄巾の乱後の政治的不安定な時期を狙い、小帝と何皇太后を殺害し、献帝を擁護し権力を掌握していく朝廷を支配していた絶対的存在。 政権を握った彼のあまりにもの暴虐非道さには人々は恐れ誰も逆らえなかった。 しかし、最後は信頼していた養子である呂布に裏切られるという壮絶な最後を遂げる。


魏軍武勇筆頭! 義にも厚かった猛将・張遼

曹操配下の将軍の中でもトップクラスの評価を受けるのが張遼だ。幾度か主君を変えた後に曹操に巡り合い、武名を大いに轟かせる。最後まで前線に立ち続けた武人の生涯をたどる。


最新の投稿


春秋戦国時代 伍子胥の人生について

伍子胥(ごししょ)は、中国の春秋時代に活躍した楚の武人です。彼の本名は員(うん)で、楚の平王によって父と兄が殺されたため、復讐を誓いました。彼は呉に亡命し、楚との戦いで、ついに復讐を果たしました。しかし、後に呉王夫差が越王勾践を破った際、降伏を許そうとする夫差に反対し、意見が受け入れられず、自害させられました。


孫氏の兵法の孫武(そんぶ)とは?

『孫氏の兵法』における「孫氏」とは、古代中国の軍事思想家である孫武です。兵法書『孫子』を著し、戦争や軍事戦略に関する理論を全13篇から構成。特に「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」が有名で、戦争を避けることが最も優れた戦略であると説いています。 参考:ドラマ 孫子兵法 ‧


『キングダム』における羌瘣とは?

羌瘣は、漫画『キングダム』に登場する架空のキャラクターです。彼女は羌族出身の少女で、精鋭の暗殺者集団「蚩尤(しゆう)」に属していました。彼女は、原作、映画においても非常に魅力的なキャラクターです。その環境や周辺を史実を参考に紐解いてみます。


赤兎馬とは? 三国志初心者必見 三国志における名馬の物語

赤兎馬とは、三国志演義などの創作に登場する伝説の名馬で、実際の存在については確証がなく、アハルテケ種がモデルとされています。体が大きく、董卓、関羽、呂布など、三国時代の最強の武将を乗せて戦場を駆け抜けました。


春秋戦国時代 年表 キングダム 秦の始皇帝の時代の始まり

キングダム 大将軍の帰還 始まりますね。楽しみにしていました。 今回は、秦の始皇帝「嬴政」が、中華統一を果たす流れについて記述しようと思います。映画、キングダムのキャストの性格とは若干違うかもしれませんが、参考程度に読んでみてください。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング